経営改善のポイント⑥ [経営]

統一ゲージは単純にゲージを揃えるのではなく、もっと奥深いものがあります。

統一ゲージは時間がかかります。

面倒くさい=お客様のためになっている、ということです。

鯛を料理するのに、面倒くさいからといってうろこを取らないで、お客様に出すのか。面倒くさいからといってうろこを半分残しているのと、全部きれいに取っているのはどちらがお客様のためになっているか。

ここを分からないといけません。

時間がかかるからとゲージがそこそこでいいのか、ということです。

うろこが付いたままサービスしていいのか、ということと同じことです。

基準は自分が好きか嫌いか、簡単か楽か。そこには顧客の存在とISOと経営理念がない。会社の健全な価値観がない。

会社が理念を作るということは、健全な価値観を統一するためです。

お客様のために手間隙はかかるけど、自分が時間を惜しんでもやるのと、手間隙がかかって面倒くさいから、とやらないのではどちらが健全な価値観か、ということです。

面倒なことを許している会社は、不健全な価値観です。

だからお客様は不健全な店には行かないのです。

価値観が不健全だからお客様が来ないんです。

不健全な価値観が顧客を逃し、不況を作っている、ともいえます。

つづく

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