経営改善のポイント② [経営]
2つ目の要素はマーケティングです。
企業活動はそのマーケットの誰に対してモノを売っていくのか、あるいは誰を取り込もうとするのか、ということを考えなければいけません。
マーケティングとは、いわゆる顧客活動です。
そのマーケットを10年というスパンで見て、以前と今の流れから将来を見通すとどういうマーケットになっているのか?
将来も永遠に成長発展するのか、現状維持なのか、それとも縮小するのか、ここを見極めなければなりません。
10年前のパチンコ参加人口は3000万人といわれていましたが、今は1400万人とも1200万人ともいわれ、半分以下に縮小した現実があります。
店舗数でいえば、ピーク時は1万8000店舗あったものが、1万2000店舗に減少し、設置台数は横ばい。店舗数は減ったが設置台数はピーク時と変わりません。
この状況で顧客が減っていっている。これでどんな状況が起こっているか。
パチンコ台の価格は倍近く高騰、設置台数は変わらない高コスト体質になっている。
これを半減した人数で補っている、ということは店舗の高コストがお客さんにとっても高負担になっています。
高負担という状況で顧客の満足、ニーズ、ウォンツを満たすだけの技術の提供があるのでしょうか?
それを満たしていたら顧客は減らない。それが加速度的に減っている、ということは需要と供給のバランスが崩れて、大きな地殻変動が起きている、ということです。
ということは顧客数がV字回復することは絶対にありません。横ばいもありません。この延長線上で行けば、店舗数は間違いなく6000店舗まで半減します。
これが今のマーケットです。
この中でわれわれは技術、サービス、商品の提供をしていますが、その中心は顧客ニーズです。
つづく
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企業活動はそのマーケットの誰に対してモノを売っていくのか、あるいは誰を取り込もうとするのか、ということを考えなければいけません。
マーケティングとは、いわゆる顧客活動です。
そのマーケットを10年というスパンで見て、以前と今の流れから将来を見通すとどういうマーケットになっているのか?
将来も永遠に成長発展するのか、現状維持なのか、それとも縮小するのか、ここを見極めなければなりません。
10年前のパチンコ参加人口は3000万人といわれていましたが、今は1400万人とも1200万人ともいわれ、半分以下に縮小した現実があります。
店舗数でいえば、ピーク時は1万8000店舗あったものが、1万2000店舗に減少し、設置台数は横ばい。店舗数は減ったが設置台数はピーク時と変わりません。
この状況で顧客が減っていっている。これでどんな状況が起こっているか。
パチンコ台の価格は倍近く高騰、設置台数は変わらない高コスト体質になっている。
これを半減した人数で補っている、ということは店舗の高コストがお客さんにとっても高負担になっています。
高負担という状況で顧客の満足、ニーズ、ウォンツを満たすだけの技術の提供があるのでしょうか?
それを満たしていたら顧客は減らない。それが加速度的に減っている、ということは需要と供給のバランスが崩れて、大きな地殻変動が起きている、ということです。
ということは顧客数がV字回復することは絶対にありません。横ばいもありません。この延長線上で行けば、店舗数は間違いなく6000店舗まで半減します。
これが今のマーケットです。
この中でわれわれは技術、サービス、商品の提供をしていますが、その中心は顧客ニーズです。
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