利益作りの本丸は本部にあり⑧ [経営]

仕込みに手を抜くな

お客さまが台に向かって豊かさを享受するためには、機械という製品を遊べる商品に変えなければなりません。

そのためには、見えないところで汗をかき、見えないところで知恵を使わなければなりません。

現実はパチンコ台に座ってもらっていない、ということは準備不足、仕込み不足のままで“製品”を提供しているからです。

食べたらまずい料理を出しているから、(遊技客の減少は)マーケットから突きつけられた当然の結果で、1円や4円の問題以前の話です。

仕込みの準備をしっかりやって、安心、安全、快適を実現する場を提供する、という理念の表現でやっていなかった。

企業ですから利益活動をするのは当たり前ですが、手段であって本質の目的ではありません。

本質はお客様の利益であって、お金を使った以上の満足や楽しみを与えることですが、それがないから利益に反映されていない。

つまり、利益活動と顧客満足が一致しなければなりません。

それができていないから、売り上げは一瞬上がっても継続性がない。

企業は継続的な発展が目的です。お客様の支持、支援に支えられて継続的に発展しなければなりません。

そのための利益活動をやっていないから一瞬で終わってしまうわけです。

その結果、社員の成長と満足も実現できません。

つづく

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