幹部研修会その③ビジョンチャート [幹部研修会]

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ビジョンチャートは、最終的に目指すゴール地点です。目的、行き先、行動基準が一致していなければ、10人いれば10人分のビジョンチャートができあがります。

まだ、そのあたりの統一見解ができていないため、バラバラですが、「今よりよくなりたい」とお互いが共感しあえるところまではきています。

経営とはそれぞれが持つ違う価値観、方向、行動基準を統合していくことでもあります。

管理者はそれぞれ違う価値観を持っている人を一つにまとめて、一つの方向に向けさせる能力を持たなければなりません。

あなたは将来どうなりたいのか? 
今の生活に満足している人はいません。自分自身の能力、人間性、スキルにおいてももっともっとよくした、と思っている。

そして、周りに関わっている人の生活も一緒によくしていきたい、と思っているはずです。

業績を上げる諸要因の中で、最も優先順位の高いものは、健全な価値観です。この最も重要なことを統一させることによって、社員を自分の考え方に巻き込むことです。

これをエンロールメントスキル、といいます。

リーダーは自分の考え方、生き方、価値基準、判断基準などを部下に影響力を与えるエンロールメントスキル、として求められます。

「俺の考え方についてこい!」

たったこの一言で部下は「分かりました」とついてくる。

リーダーが何を考え、何を実現しようとしているのか。価値が分かったときに部下はついていきます。だから、そこを明確にしなければなりません。

人が実現できなかったことを実現しようとしているからついて来い、ということをビジョンの中に落とし込む必要があります。

リーダーとは職場や組織の公な場で、影響力を発揮するために存在しています。

理想のえこひいきしたくなる部下を育て、部下から尊敬される自分でなければなりません。

えこひいきしたくなる部下で理想的な職場作り上げ、お客さんから数ある店の中から選択してもらえるようにしなければなりません。

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