ある日の経営幹部セミナー① [経営]

1円パチンコが普及するのに伴い、苦戦を強いられるホールが増えてきました。

1円パチンコを実施する上で絶対条件がイニシャルコストを安くし、販管費も抑えることでした。

加えて、1円パチンコほど釘に技術が求められます。

1円で失敗しているホールの共通点は、1円だからとスタートを低くして、スランプが出る釘調整になっていること。

4倍遊べるといううたい文句とは裏腹に、4倍のストレスを生んでいます。

1円のお客様は心地いい釘調整の中で、4倍遊びたいのに、そんな環境を提供していない。

ホールは1円で利益を取ろうとするから、お客様にとっては不快な状況を作っている。そういう店は淘汰されていきます。

1円もここまで普及して競争が激化するとどうしてもコストの掛け合いになってしまいます。確かに新台はお客様のニーズです。

では、コスト競争に巻き込まれないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

それこそが知恵の出しどころです。

コストをかけずにやろうと思えば、社員の精神力、技術力、心の強さ、愛社精神を育てなければなりません。つまり、優秀な社員が育たないことにはコスト競争にも勝てない、ということです。

にもかかわらず、コストをかけている、ということはそこができていないからコストで賄う悪循環に陥ることになります。

マーケットが拡大している時は、それも通用しましたが、マーケットが縮小すると新台を入れる=コストをかける方法も通用しなくなってきています。

その方法が通用しなくなると、やがては倒産という結果が待ち受けています。

人を育て、会社を成長させるノウハウがオフィスジャパンにはあります。

つづく

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