経営改善のポイント⑧最終回 [経営]

パチンコ業界が認知された後で、健全な価値観を持った企業が強くなって、そうでない企業が淘汰されたとき、初めてこの業界はよくなります。

機械の善し悪しではない、ということです。

機械の善し悪しが経営のすべてを決めない。

ある条件の一つです。

人間改革で釘を学ぶということが一番効果を挙げています。

オフィスジャパンが提供する研修は多岐にわたっていますが、その中で釘の研修ほど人の成長や健全な価値観の入れ替え、気づきに役立っているものはありません。

なぜかというと、いい話というのは耳で聞きます。耳で聞いたものは次の日にはほとんど残っていません。

釘の研修は耳で聞いて、目で見て、手で叩いて、全身使って正しい姿勢で行います。

体験した人は5年経っても、10年経っても研修で学んだことはずっと忘れません。

研修を終えて現場に入るわけですが、統一ゲージを作るのに1週間は朝までやります。

寝食を忘れて働くことを疑似体験するためです。確かに1週間はきついです。だけど、半年、1年後必ず全員がいうのは「あのときの体験があったから今がんばれる」。

自分の歴史を作るのです。

そのときは気がつかないのですが限界への挑戦です。達成感はそのときには分かりません。

部下や後輩に語れる体験を作る。そこそこの体験では語れませんし、理屈や知識だけでは誰も共感しません。

成功体験を作るために1週間朝までやる。

朝まで付き合うコンサルタントはどこにもいません。うちの講師は自分の命を縮めてやる。自分の命を縮めてもそれ以上に遣り甲斐があるからです。

クオリティーを伝えることに遣り甲斐や価値観をもっているからです。そこには一緒に汗をかいて、歯を食いしばってやってきた者同士が分かり合える。

ひたむきに挑戦していく原動力は、心の中の貧乏ということを忘れたら絶対にいけない。それを疑似体験しなければなりません。



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