「4面等価理論」で新要件機を使いこなせ!! その2 [メディア掲載記事]

相手の営業内容を分析する競合店分析システム

4面等価による釘調整をマスターすれば、自ずと他店の釘調整まで見えてくる。パチンコ業界には他店との比較をするために、通称「頭取り」を行っているが、同社ではこれをシステム化した新システム「分析くん」をスーパーチャンサに搭載させる。

頭取りはPDAで行い、データはインターネットで本部のスーパーチャンサに送る。

「分析くん」の特徴は新たに玉箱の数や1000円スタート回数の項目が加わった。これに客数、交換率を入力することによって競合店の売上げや粗利を分析できることだ。まさに、「敵を知り、己を知れば百戦して危うからず」という孫子の兵法の応用である。

相手の営業状態が把握できれば戦略の組み立て方もまた違ったものになってくる。

これまでの頭取りデータは視覚的、情緒的なものだったが、「分析くん」は競合店の釘調整技術のレベルや経営内容まで推し量ることができる。

4面等価の実践、競合店分析――これで稼働が上がらない場合、新井社長は「経営者の経営哲学、経営ビジョンに問題がある」と断言する。

ではどうするのか。

「仕事を通して社員の生活を豊かにするようなビジョン政策が必要になってくる。2つ目は知識と体験とスキルを磨くこと。3つめは成功するために習ったことを繰り返し行う。そのためにもまず経営者が覚醒することです」

同社の本部システムを使いながら、業界最高水準のホール経営を目指す。



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