釘角度論・概論編その1 [メディア掲載記事]

スタートへ8割の玉を寄せスランプのない台作りには適正な釘の角度が必要

オフィスジャパンが提唱する統一ゲージ理論は、釘幅や角度をすべて数値によって教えるため、初心者でも取り組みやすく上達も早い。努力した結果も出やすいため仕事に興味が湧き、やる気が出てくる。客に喜ばれる釘調整がホールの稼働を高め、やがてはホールの財務強化へと繋がる。利益を社員に還元することで、好循環が回りはじめる。釘の道を究めることが業界変革に繋がる、という。中でも重要なものが釘の角度だった。

“勘”性から理性の釘調整

ホール経営と釘調整はいうまでもなくリンクする。

ホール経営の目的が鋭利なら、釘調整も当然鋭利が目的。釘調整は初めに稼働ありきではない。初めから利益を確保することが本当の釘調整、といえる。

「薄利多売」という商法では稼働が重視されるかも知れない。

しかし、それも今は昔の話し。今の機械のスペックで薄利多売は非情に難しい。むしろ“薄利少売”になっている。“少売”の中の薄利だから利益が追いついていかない。無理に利益を取るからパチンコ業界全体の斜陽化が進んでいる。

この現状を防ぐ手立てはある。今までおざなりにされてきたゲージ研究を究めるところに解決の糸口がある。

KKD――経験と勘と度胸は経営においても釘調整においても必要不可欠な事柄である。これらを「感性」と称するのならその対局にあるのが「理性」。

経営における理性とは数値で表す財務諸表。釘調整は永らくこの経験と勘と度胸だけでやっていたが、釘調整の理性ともいえるのがスタート、ベース、確変ベース、1回の出玉などの数値となる。

これらのデータの元となるのが、釘幅や釘の角度によって織りなされるゲージ構成である。

つづく

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