幹部研修会その⑤リーダーに必要なビジョンサイクル [幹部研修会]

行動基準が社是でもあるわけですが、そこに向かうには深くて大きな川が横たわっています。この川を渡らないことには変化はしません。

しかし、川を渡ることを躊躇したり、後ろに引っ張ったり思考があります。川を渡るには次の障害があることを認知しなければなりません。
①維持のサイクル
人間には新しいことに挑戦する場合、「現状維持でいい。何でいまさらやらなければならないのか」という考え方が出てきます。

このタイプは感情を押さえ込み、表に出したりしないので、明確な反対はしません。無反応、無関心、冒険しない、事なかれ主義ともいえます。
感情のトーンが高い人は、「嫌なものは嫌」とはっきり口に出しますが、おしなべて感情のトーンが低い。表立って、賛成とも反対ともいいません。

エンロールメントで巻き込むのが一番難しいタイプです。「嫌」というネガティブな感情を取り除かなければポジティブには変われません。
②抵抗のサイクル
抵抗する時の感情は、脅威や恐れからきています。あまりやりすぎると自分を守るために攻撃に出てきたりします。行動することが怖い。自分の脳みそを5~6倍も使うことが怖いのでチャレンジしません。視野狭窄から脱却して、視野を広げてやらなければなりません。

③ビジョンのサイクル
これこそがチャンスと捉えますタイプです。肯定的思考で、成功のサイクルともいえます。従って、不可能を可能にするためには、どうしたらいいか、という思考します。
チャレンジすることが自分の勉強になる、とプラスの解釈をします。努力して、努力して難しいことにチャレンジして成功した喜びは、単純な喜びではありません。達成感という喜びを得られます。

100人いれば20%がリーダーになるタイプで、残り8割は抵抗か維持のサイクルです。

リーダーは維持のサイクル、抵抗のサイクル、ビジョンのサイクルの中で、ビジョンのサイクルに寄って立って、部下を引っ張っていかなければなりません。

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