OJISホール経営研究会  第6回幹部研究会レポート コーシン編その③ [OJIS]

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神田ジャンボの小山幸徳店長からはスーパーチャンサーの導入経緯と成果が発表されました。
入社歴は15年、店長歴は7年の中堅です。

「以前、釘師は全店で2名しかいませんでした。ジャンボは私1人で担当していたのですが、釘業務の量が多すぎたのが現状でした。

そこで部長の勧めもあって社員をC&Eアカデミーの講座を受講させ、社員がヘソ釘を担当し、私はスタートやベースが合わない台の微調整を行っていました。

ただ、私が指定した板ゲージでは人の手でやっていることもあり、合わないことが多々ありました。加えて、翌日、スタートの予測を大きく外れることもあり、利益に直結する問題なので改善を図りました。

それが、2009年9月にスーパーチャンサーのレンタル開始です。社員全員が釘幅を数字で見えるようにするためにはどうしても必要でした。

導入当初はヘソの手前だけを測って管理していたのですが、奥側がまちまち。奥側で管理すると今度は手前がバラバラ。これではお客様目線からも問題があるので、オフィスジャパンの指導の下、10月から手前と奥の2点管理に変更しました。

11月以降の新台はすべて2点管理です。

釘技術が高く、やる気のある主任、班長の2名選抜し、微調整業務ができるようにC&Eアカデミーのステップアップ講習を受講させました。社員全員で新台の顔作りができるようにするためです。

年末に導入した新機種を試打しているときに、玉の流れにムラがあると感じました。昔はワタリを割ってスタートを調整していたのですが、これもオフィスジャパンの指導の下にワタリを割らないで玉の弾みが一定する釘のほうがお客様の立場でもいいと感じました。

大海スペシャル(30台)はオフィスジャパンの提供するゲージに変更して、ワタリは角度だけで調整しています。
提供する商品としてはいいものができた、と感じています。

メイン機種である牙狼は今後も長く使いたいのでゲージを変更中です。

選抜した社員の応用技術講習を閉店後の新台で受けました。稼働が見込めて、日々の微調整が絶対に必要な新機種でお願いしました。

今では主任、班長に43台の調整を任せています。私の釘業務はかなり軽減されてきました。今後はメイン機種である大海スペシャル、牙狼も社員に任せたいと思っています。

新台の大量導入、そこから粗利を取るやり方には疑問を感じています。大量導入機種はメイン機種になっていないのが現状で、この傾向は今後も続くと思われます。

今後はメイン機種をいかに長く使うかが重要になってきます。

機械1台1台の釘の品質向上でお客様に満足していただくために、社員全員ができるようになることがベストです。それに向けて人材育成をしているところです」



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