釘技術の真髄を学べるC&Eアカデミー [メディア掲載記事]

ホール経営の根幹に関わる稼動や利益の確保には、釘の技術を抜きには語れない。それだけ重要なファクターにもかかわらず、自社の釘技術が全国水準でどのレベルにあるのか、さらには、営業実績に基づく明日の営業釘幅の明確な数値を即答できる経営陣にお目にかかったことはない。 数値による経営指標を現場に示せない経営陣は、現場責任者の長年の経験と勘に頼っているのが現状だ。多くは粗利や売上目標だけを指示し、達成プロセスは現場へ丸投げしている。こうした現状を生む背景には、社内の人材育成に問題があるといっても過言ではない。 こうした状況を踏まえ、オフィスジャパン(本社・東京都台東区、新井博貴社長)が運営する統一ゲージ理論の釘学校でもあるC&Eアカデミーを訪ね、効果的な釘技術者の育成について取材した。

――優秀な釘技術者を育てるためのポイントはありますか?

新井社長(以下新井) 実績を出すには、目標設計とその遂行プロセスの緻密な人的管理が欠かせません。意外と思われるかも知れませんが、口頭での指示は多く出るのですが、実際に現場で目標設定が正しくできてないホールを多く見受けます。

そういう意味では、まだまだ未成熟な業界といえます。それと、ほとんどのホールが社内研修という形式を取っています。この弊害は“甘え”や“驕り”が蔓延することです。それによってある水準以上に育たなくなる。まさに“井の中の蛙”現象が起こってしまいます。成長するための勉強が止まっているスタッフも大変多く見受けられます。

そこで、当研修ではまず方法論よりも現場のモチベーションを上げることに重点を置いています。例えば、釘1度の上げ下げでどれだけ売上に影響するか? その上で釘を実際に体験させることが理解が早い。外で修行することで社内研修の限界を越えて、釘の知識や技術を磨き、ハードな特訓にも耐えて頭と体の両方で覚えて頂くことが大切ですね。

――C&Eアカデミーでは段階的な研修スタイルで技術者育成に取り組んでいますが、その狙いはどこにあるのですか?

工藤講師(以下工藤) 釘技術からホールのマネジメントまで主に3段階の研修を用意しています。釘の基本技術やスピードアップを5日間、これを終えた方に計数を加味した応用技術を5日間、さらに現場で実践しながら営業課題を与え、釘マネジメント力を養う90日間を用意しております。

これを全国から集まる方々と研修に取組んで頂くことで、自分がどの位のレベルに到達しているのかも分かります。この3段階の体験実習を通して成功プロセスを学んで頂き、成果を創出する方法を深く意識づけすることが狙いです。

また、段階的にすることで全国から来る受講者様とのコミュニケーションもより多くとれ、自分のレベルを知ることもできますからね。ちなみに実践講座まで修了して頂くと人に教える能力まで身につきます。

――つまり、人材教育には第三者からの厳しい視点と社外という緊張感が必要ということですね。確かに現場スタッフは外部との接触が極端に少ない。人材育成という意味でも意義深いですね。

新井 研修をあえて3段階に設けているのも、能力定着と実践的観点からより効果的なアドバイスや個人に合ったスキルアップをして頂くためです。研修だけに終わらせるのでは意味がありませんから、実践して成果を出して頂くこと! そしてこれを着実に見届けるまでが当校の仕事であると考えています。逆にいえばいつまでも指導し続けるつもりもないということです。その分、出し惜しみはしません。

工藤 他社の研修と比べて、当校の研修スタルは頭で理解するだけではなく、汗をかいて体感できること。実践講座まで受講して頂くことで、知識を詰め込んだ状態よりさらに受講生の皆さんの自信を確信へと変革させ、現場のモチベーションアップにも繋げて頂けるようフォローしていきます。つまり、ホール企業の人材活性化に貢献することが最終目的です。ですから、中途半端な研修は一切しません。

――なるほど。ここまでして頂けるのなら、研修費用も決して高くはない、ということですか。

工藤 そうですね。われわれは社員教育こそ最大の未来戦略だと位置づけています。私が経営者だったら何の戦略もなく周りに釣られて新台購入するぐらいなら、むしろ人材教育に投資します。そんな視点からカリキュラムを構築しているので、ただの技術研修や計数管理では終わらせません。技術+目標達成能力。このマネジメント手法を理解して頂き、ある意味“良いクセ”をつけて頂きます。

――フォローがしっかりしているから実現できる訳ですね。

新井 そもそも人材が育っていない環境では、せっかくの管理システムをはじめ高額な設備も宝の持ち腐れです。研修後の個人面談なども行なっていますから、具体的に直面している問題にも深く相談させて頂きます。人材教育を主眼において当校を活用して頂ければ幸いです。

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